『D×2 真・女神転生リベレーション』デビルバスター極 スサノオ戦の解説編を紹介します。

  クエスト概要

  ボスは破壊神スサノオ。スサノオといえば天叢雲剣で、もちろん“+”の特別仕様だ。発動することで、タルカジャだけでなく、ラスタキャンディがかかるという強力なものになっている。魔法攻撃の天叢雲剣と物理攻撃のモータルジハードを持ち、どちらも非常に強力という厄介なボスだ。

  今回もある程度悪魔の手持ちが揃っていれば比較的楽にクリアーできるが、無課金編成でいく場合は、ギミックを深く理解することが必要だ。

  敵の構成と危険スキル

●1WAVE目

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●2WAVE目(危険スキル:鉄壁の重装兵+・モータルジハード・天叢雲剣+)

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  ボスのギミック解説

  注目のギミックは、ティターンの“重装兵+”。ティターンが生存しているあいだは、敵全員が物理貫通を持つというスキルで、これによりスサノオは純衝撃貫通と物理貫通を持つことになる。天叢雲剣もモータルジハードも即死級の攻撃だけに、非常に危険だ。

  ●スサノオのステータスに注目

  スサノオの魔法防御は、726と極マーラに次いで最低クラスとなっており、さらに火炎弱点を持っていることから、取り巻きを無視して火炎魔法で畳みかけるのが理想だ。終末戦争の火炎エリアでそれなりにスコアを出せるプレイヤーであれば、決戦パーティーで挑むと比較的簡単に落とすことができるはずだ。スサノオを落としてしまえば、取り巻きはプレスターンをひとつずつしか持たないので、計ふたつとなる。

  ●全体が物理貫通を持つ

  スサノオの攻撃で、恐いのは天叢雲剣よりもモータルジハードだ。高確率で会心を取られてあっという間に壊滅状態に陥ってしまう。物理貫通を封印するためには、まずティターンを最速で落とさなくてはいけない。

  ただしティターンはHPが低いながら、弱点を持たないので、実質の耐久力はマタドールと大差はなく、落とすと言っても苦労する相手となっている。

  ●準衝撃貫通は+仕様

  準貫通対策に耐性を無効以上で挑むのは、これまででも多く使われてきた方法だ。しかしスサノオの準衝撃貫通は+の特別仕様でダメージが40%しか減少しない。これまでも準貫通の+はあったものの、天叢雲剣でタルカジャ状態になっていると、無効以上で受けても即死級のダメージは必至。

  デバフが非常に重要であり、長期戦は避けたいところだ。

  ●AIの引っかけに注意

  慣れたプレイヤーであれば、データだけをみる限り、スサノオはそこまで強いボスに感じないかも知れない。しかしそこには引っかけが用意されている。

  それは、スサノオとマタドールのAIがランダムではなく、弱点やHPを参照し確実に落としにくるという点。これが極スサノオの難度を大きく引きあげているポイントで、ランダムAIの隙を突いた運ゲーなどもできない要因となっている。

テトラカーンを張っても、マタドールの攻撃で誰かひとりの反射状態を解除、スサノオがそこに追撃するという編成が組まれている。これはスサノオがプレスターンをふたつ持っているからこそできる芸当だ。基本的にAIのランダム要素には頼れないということを頭に入れておきたい。

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  ▲アリラトと衝撃反射編成で挑むも、きっちりひとりずつ落とされ敗退。マタドールとスサノオのコンビネーションが凄まじい。

  有効な作戦を考える

  考えられる作戦を絞っていく。

  ●ティターンを落として物理貫通を封印

  これは上記の通り、AIの特性から難しい作戦だ。アリラトを使って衝撃反射状態を作り、物理貫通を封印して、テトラカーンを張っても、マタドールで剥がされたところへモータルジハードが飛んできて確実に落とされてしまう。ここをなんとか耐えたとしても、とても回復が追いつかない状態になる。

  ランダムAIであれば有効な作戦であるが、今回はダメ。

  物理反射状態でも、衝撃反射状態でも、反射状態をやめて衝撃無効で耐えようにも難しいので、耐性での攻略はかなりきびしい。

  ●回避する

  モータルジハードが怖いのであれば回避するのもひとつの手。ただしスサノオは千発千中を持っており、必中の天叢雲剣+を発動されれば意味がないうえにスクカジャまでかかってしまう。さらにティターンが疾風の咆哮を持っているので、スクスク状態を維持することも至難の技だ。回避自体は有効ながら、無暗に回避しても攻略は難しい。

  ●スサノオを狙い撃つ

  今回スサノオの持つ隙は、火炎弱点と魔法防御の低さだ。ここが突破口になっているのは間違いない。耐性もダメ、回避も難しい、ターンを渡せば壊滅必至であれば先行を取ってスサノオを1ターンで落としてしまえばいい。

  前述のように、終末戦争の火炎決戦で初期レベルのボスを1ターンで落とすようなプレイヤーであれば、1ターンで倒しきることも可能だ。

ただし記事のコンセプトとはかけ離れているので、これは却下。

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  ▲この編成でスサノオを1ターンで落とすことができた。とくに全員の火炎火力のあがるキュベレがいるなら試す価値ありだろう。

  ●スサノオの行動をコントロールする

  まとめると、スサノオの攻撃で恐いのは天叢雲剣+ではなく、モータルジハードの会心だ。それならばモータルジハードを撃たせなければいい。

  じつはこのスサノオ、デバフ状態になっているとバフ付きの天叢雲剣+を優先して発動する。つまりデバフ状態を維持できれば、実質モータルジハードを封印することができるというわけだ。さらにこちらのバフ状態も維持できれば、天叢雲剣+も数ターンなら回復なしで耐えることができる。

  これでスサノオを狙い撃てば勝機ありそうだ。というわけで実戦編ではこちらの方法で攻略していく。